いつになったら入所できる?特別養護老人ホーム

2003年10月7日 21時47分 | カテゴリー: 活動報告

 厚生委員会での実態調査報告より

 従来の「先着順」の入所者決定では「予約的申し込み」が増え、結果として入所までの時間が長期化する、という悪循環を是正するために、現在の豊島区での待機者についての調査報告が厚生委員会で行われました。
 今年2月末現在、待機者は969人。うち92%以上の894人から回答が寄せられました。
 調査項目は、本人の状態のほかに、介護者や住宅の状況と、待機期間を点数化しています。それによると、入所の優先度がAランクとの判定を受けた人が全体の26%の238人でした。入所に当たってはこのランクのほかに、施設ごとに第三者を加えた公平性を保てる委員による検討委員会を開き第2次評価を行う、という指針が出されました。
 
 しかし現在の豊島区の状況では、一年間に入所できる人数が平均して**40人というのですから単純計算しても3年近くかかってしまいます。 **これは80人の間違いでした お詫びして訂正します(10/8)
 
 前回の議会での答弁にもあったように、今年度以降の新しい施設の完成により、若干は待機時間が短くなるであろう事は、何度も触れました。
 それにしても永遠ともいえる待機時間。
 介護の手がなくて、社会的入院を余儀なくされている人のお話が、ある会派の議員から出ました。

 一体どうしたら、自分らしく住み慣れたところで住み続けられるのでしょうか。

 在宅での介護が一番望まれるところですが、高齢者の一人暮らしが3割以上、また夫婦二人暮らしの所帯が2割近い豊島区では施設の増設は緊急に必要です。
 でもそれだけでなく、「介護の予防」がこれからは大事になってくるでしょう。介護認定されても、特別のリハビリによって介護度を下げることが可能だということは、前回の一般質問でも指摘されていました。実際、一般のスポーツクラブのマシンでは病気の後の人にとっては何の訓練にもならないでしょう。特別なマシンが必要です。
 前回の区長答弁では、当区でも前向きに検討する、とのことで、早く具体的な方向性が見えることを期待しています。万一病気で倒れても、訓練することで、また一人で暮らせるようになる、そんな安心のまちにしていきたいと思っています。