不思議な言葉遣い

2003年10月13日 23時48分 | カテゴリー: 活動報告

 10日には決算特別委員会の初日を傍聴しました。
議会に入って一番に気が付いたことは、言葉使いが独特だということ。
 「決算特別委員会」は「けっとく」、もちろん「予算特別委員会」は「よとく」。今やっている「第3回定例本会議」は「3定」「請願」「陳情」はあわせて「せいちん」です。
 何のことやらと推測するのも面白いですが、やはり摩訶不思議な世界です。

 理事者(担当の行政の人のこと)の説明もはっきり言って、信じ難いほどまわりくどい。これまでの生活では、ただ単に「次のページです。」といわれて資料をめくっていたのに、同じ事をするのに、「大変恐縮でございますが、一枚おめくりを頂きたいと存じます。」と言い終わるのを聞かなければならない。そして、たいてい説明の最後には「大変雑駁ではございますが、説明とさせていただきます。」
 「雑駁」という言葉、日常生活では使いませんよね。
 ついでに言えば、説明をする理事者のいでたちもまた独特です。積み重ねて30センチはあろうかという資料の山を風呂敷に包んで、持ち運ぶ人が多く見られます。なるほど、どんな量でも対応できるし、使い捨てでない。日本の伝統の包装材料、風呂敷の価値を改めて思い知りました。

 経験がないとわからないことはたくさんあります。請願・陳情について、付託された委員会ではいろいろと質疑応答をした後、「この件の取り扱いについては」という前置きで意見を表明しなければなりません。
  
 自分の所属している委員会で審議したものだけでなく、全ての請願・陳情についての意見の表明をします。本会議前にそれを事務局が集約して、全会一致のものについては、”議会のシナリオ次第書”に「異議はございませんか」というセリフになり、意見が分かれたものは「採決をする」という流れになるのです。

 議会の常識になじんできて、それに違和感を感じなくなることが恐ろしいと心底思います。
 やはり生活者の視点がいつも一番大事です。生活の中からの問題点を政策にして解決することで、安心して暮らせるまちが実現します。まずは、情報の公開をその第一歩として発信していきます。
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