男女平等推進センターについて

2003年11月2日 17時31分 | カテゴリー: 活動報告

エポック10をご存知ですか?

 池袋の駅の南口に隣接したメトロポリタンプラザの10階に、男女平等推進センターがあります。ここは平成4年に女性を取り巻く諸問題の解決と男女共同参画社会の実現のために開設されました。また今年制定された、男女共同参画条例の拠点としてエポック10が位置づけられています。

 この施設について先日の決算特別委員会である会派から質問がありました。ここの賃貸料は共益費まで合わせると6000万円を超えます。多目的ホールと会議室、保育室などがありますが、このところの利用率は50%を割り込んでいるところからも、存続について検討すべきでは、との趣旨の質問でした。
  
 委員会での答弁でも、同規模の施設があるならば今すぐにでも移転したい、とのこと、また先日出された区有財産の再構築の本部素案でも、区有施設への機能の移転を検討中ということでした。

 エポック10は単なる区民集会室とは性格が全く異なります。ホールなどの貸し出し利用の他に、区民や自主グループの交流の拠点、自主的な学習の場や情報の提供等の多角的な機能を持っています。さまざまな講座や勉強会が企画され、講座が終了した後に自主的に活動しているグループもいくつもあります。
 部屋の貸し出しのことは、利用率がたとえ100%に近くなっても賃料がまかなえるわけでもありません。エポック10は人件費の節減のために日曜日と祝日が閉館になりました。そのために尚いっそう、使いたいときに使えない、という状況も生まれています。

 ここの施設の有効性は、立地にも大いに関係していると考えます。エポック10は女性の自立を支えます。問題を抱えた女性が気軽に立ち寄れる相談窓口的な機能も併せ持っています。相談する立場で考えると、買い物のついでや外出の帰りに、ちょっと寄れる、ということが有難いと思うのです。駅からも遠い住宅街の集会室に気軽に相談に行きやすいですか?

 確かに6000万円という金額は膨大です。これでも他のテナントに比べると、4分の1程度ということです。賃料が高いからと言って、閉館/移転してしまってよいのでしょうか。 

 限られた財源をどこに使って、どこを削るかは大変重要な問題です。これこそ、本当に区民の、利用者の思いを反映した施策を作るべきです。