ごみのないまちづくりをめざして

2003年12月26日 10時51分 | カテゴリー: 活動報告

 ごみの収集は年末体制です

前回に引き続き清掃事業関連の話題です。

 豊島・生活者ネットワークの政策に「ごみゼロの豊島区をめざします」という項目があります。
 どうしたら、そんなまちが実現できるのでしょうか?

 少しでもごみを減らそうと、目を三角にして努力しても、個人での減量には限りがあります。

 東京の市部では家庭ごみの有料化が進んでいます。
市民はごみの排出にかかる家計負担を少しでも減らそうと文字通り涙ぐましい努力をして、その結果、可燃ごみはぐっと減るのに、不燃物は減らすことがとても難しいという話を良く聞きます。

 それは私たちが買っている物には初めから「ごみ」となるべき運命のものが含まれているからです。本当に必要なものは中身だけなのに、中身だけを買うことが出来ない現状がそこにあります。スーパーで買い物をすると、ほとんどのものがトレーに乗っています。このトレーはごみではなく資源ですが、科学的な構造上リサイクルに多額の経費がかかるということを区の方から聞きました。

 今日26日は、御用納めの日ですが、清掃事業の担当部署ではまだまだ休むことなど出来ないそうです。年末のこの時期、家庭やオフィスから普段以上のごみが出され、フル回転している収集車などに少しでもトラブルが起きてはいけないからです。

 また池袋の北側にそびえたつ豊島清掃工場。
常時800度を超える高温で燃え続ける工場に万が一にも事故があってはなりません。
 いくらこの工場の運営は豊島区ではなく、23区清掃事業一部事務組合(通称、一組)だと言っても、そのことを知っている人がどれだけいるでしょう。

 一旦出されたごみは収集され、処理されなければ減ることがありません。でも、ごみにしなければ、出さなければ自分から増えていくことはないのです。その点、毎日乳を出す牛や、卵を産む鶏とは違います。 

 燃やすごみがもっともっと減れば、収集車を回し続けなくても、清掃工場を操業し続けなくても良いわけです。作業の効率は悪くなっても、地球環境からすれば火を止めるに越したことはありません。

 私たちが暮らし方を少し変える。無駄なものは買わない。企業は無駄なものを作らない。せめて包装材料の質や企画を統一することで、リサイクルを容易にできるようにする。
 そして、行政とも連携して、まちの将来を考えていくことで、ごみのないまちを実現できるのだと思います。