一般質問に関連して

2004年2月21日 09時57分 | カテゴリー: 活動報告

「移送サービス」について 

 18日に一般質問をした事項に「移送サービス」のことがあります。
 高齢者に限らず、障がいがあったり、怪我をしたなどの理由で自力では移動をすることが困難な人たちの「移動する自由を保障する」ために、区としての支援策について問いました。

 豊島・生活者ネットワークでは質問するに当たり、区内に住む方たちに、「外出」に関する現在の状況についての調査を行いました。
 
 豊島区には社会福祉協議会が運営する「ハンディキャブ」やボランティア団体の移送サービスがあります。これらは、いずれも会員制で、ハンディキャブの場合は1ヶ月前の予約による利用が原則です。

 調査の回答からは「予約せずに低料金で利用したい。」という声が圧倒的でした。病院などへ行くための利用ならば、ある程度前から予定が決まるでしょうが、友人と会ったり趣味のために出かけるときなどには使いにくいことになります。
 そういう時はタクシーを利用するわけですが、金額がかさみます。回答からは「タクシーの半額くらいで。」という希望が多く見られました。

 現在は道路交通法の規制により、有料での送迎は「白タク行為」として禁止されています。世田谷区では構造改革特区としてこの「移送サービス」を行っていますが豊島区としてはどうか、と質したところ、「国において有償運送事業のガイドラインが策定される方向なので動向を注視しながら対応するつもり」との答えでした。(予想通りの答え)

 今回の質問で私が(唯一)収穫だと思ったのは、「NPOなどの事業者と利用者のコーディネート役を担う協議会を作り、その支援をするべきでは」の問に「それは大変重要なことと認識しているので、実態調査を進め、協議会設立に向け積極的に対応・支援してまいりたい」と答えられたことでした。

 利用者がいつでもどこでも同じ条件で利用できることは大事なことです。
 
 回答を分析してみると、便利な移動の手段がないために家に閉じこもっている姿も想像できました。
 誰でもが安心して住み慣れたまちに暮らし続けられるように、小さなことからでも少しづつでも解決していかれたら、と思いました。