「文化の風薫るまち豊島」

2004年9月7日 22時29分 | カテゴリー: 活動報告

 区長の構想の中には、豊島区を「文化都市」としたい、というものがあって、内閣府が推進している「構造改革特区」とは全く関係のない「文化特区」という言葉まで作ってしまいました。

 今年度の新規事業の一つに、閉校になった旧朝日中学校の暫定活用策があります。豊島区のこの文化芸術創造支援事業については、先日NHKテレビでも特集されていました。
 西巣鴨4丁目のこの場所には、かつて、大都映画巣鴨撮影所があったということで、文化にゆかりの深い歴史を伝えるのだそうです。また大小の劇場が多数あったり、多くの逸材が輩出された俳優養成機関があったり「演劇都市」としての地域特性があるそうです。

 予算を629万円計上してありますが、これは若干の改造費用でしょうか。文化事業団体やアートNPO等の活動スペース、事務室や、イベントや祭事、展示会の使用に貸し出そうというものです。

 この場所に限らず、やはり閉校になった要町の平和小学校の跡地などもテレビや映画のロケなどに貸し出しています。

 もちろん、使われていない場所を何らかの形で活用して、なおかつ収入があれば区としてはその方が良いのでしょうが、近隣住民からしてみると、それは多大な迷惑であることがほとんどです。いわゆるトレンディドラマなどの収録があれば、タレントを一目見ようというファンたちが押しかけますし、そうでなくても機材の搬入、搬出などに伴って、周辺道路が平常どおり通行できなくなることもしばしばです。
 
 2年ほど前、まだ私がこの仕事をする前のことでしたが、旧平和小では、いつも校庭に車を停められるのに、撮影中ということで、予告なしに停めることが出来なくなり、施設を利用している区民にとって不利益が生じているのに、その事に関して、区(施設管理者)は何の手段も講じられない、ということがありました。確かに、撮影側としては邪魔なものは排除しなければなりませんが、そこを利用しているものにとっては、さんざん周囲を迂回させられたあげく停められないとは、怒りたくもなります。でも怒る先がはっきりしない状況でした。

 今では改善されていることを祈りますが、区民の財産である学校などの公共施設を他者に貸す場合に、それによって区民が迷惑を蒙ることのないように、最大限の注意を払うことは区としての責務であると考えます。