いまどき灰皿ですか・・・

2004年9月9日 22時44分 | カテゴリー: 活動報告

 超ローカル紙、豊島新聞を見ていたら、豊島区と商店街などとで「スタンド灰皿」の貸与と管理に関する協定調印式が行われたという記事がありました。

 この「スタンド灰皿」というものは、ちょうど1ヶ月前にこのページで報告した、清掃費用が結構かかっている固定式の灰皿ではなく、これまた、さかのぼること5月でしたが、「灰皿里親制度」の範疇の灰皿で、平成13年度に発足した、JTから譲られた灰皿を区が商店街や店舗に貸すという制度で、区内に481個があるそうです。

 港区では、交差点などの限定した場所での喫煙を禁止したり、千代田区や杉並区だけでなく、このたび板橋区でも歩きタバコの禁止区域を設け、違反者には1万円を科料するという条例を作っています。この時代、豊島区ははっきり言って遅れすぎです。当区でも「ポイ捨て」は2万円以下の罰金という条例はありながらまるで効力がありません。
 区長は「罰金を取ることにもエネルギー(とお金)が要るし、タバコ税というのも実は区にとって重要な財源」というコメントをしていました。確かに、たばこ税というのは、豊島区でタバコを買えば、その税金部分が自動的に区の収入になるという、徴税に要する費用が全くかからない、いわゆる不労所得です。

 しかし、たばこは、吸っている本人よりも煙を吸い込んでしまう他人の健康により甚大な被害を及ぼすことは周知の事実です。少々極端な言い方をすれば、税収への期待から、区民の健康の維持に、区は責任を果たすどころか、目をつぶっているのでは、と勘ぐりたくもなります。

 関係ない話題だと思われるかもしれませんが、今度の日曜日から国技館で大相撲秋場所が始まります。水谷は筋金入りの相撲好きでして、かねてより、升席に灰皿がついていることに憤りを覚えているのでした。「喫煙は喫煙場所で」のような努力目標的な注意書きがあっても喫煙する人にとっては、意に介さずというところでしょう。もっとも昔(2階席では、立ち上る煙で視界が閉ざされる)と比べれば、”まだまし”ですが、それでも升席に座る勇気はありません。少しでもよく見たいとの一心で高額の席をとっても、周囲でタバコを吸われたのでは、涙とセキで相撲どころではなくなるからです。

 (秋場所を間近に控え)個人的な見解からの意見で恐縮でありますが、一時的な収入に目がくらむことなく、長い目で見た区民全体の健康維持に寄与できる、まちのしくみが必要だと思います。