飲み水はどうやって作られる?

2005年8月23日 20時36分 | カテゴリー: 活動報告

金町浄水場見学

 今日は市民団体と一緒に、荒川近くの金町まで出かけました。
夏休みということもあり、小さなお子さん達もたくさん参加しての見学会でした。

 このなにやら心霊写真のような恐ろしい写真は、金町浄水場の誇る?「高度浄水施設」のオゾン接触池です。6メートルの深さの池のそこからオゾンを散気し、水を分解してカビ臭やトリハロメタンの原因物質を酸化分解します。そのあと活性炭でその物質を吸い取るそうです。

 技術的にはオゾンによって完全に殺菌することが可能とのお話でしたが、法律で塩素を入れることが定められているために、独特なあの香りがするというわけです。都庁の展望台で100円で売られている「東京の水」はこの高度浄水処理をしたものから塩素を抜いて、85度30分の加熱殺菌をしたものだそうです。なんと手間とお金のかかっている水でしょう。

 施設の古いものは築80年(大正15年創設)になり、順次立替に入っているそうでした。また水をろ過している池は現在は蓋がなく、ごみや虫が入ることもあります。これらはろ過すれば問題ないと考えられていましたが、アメリカで炭素菌がばら撒かれたことなどを重要視して、今年度中には太陽光パネルの蓋をつけることが決まっているそうです。
 
 飲み水は安心・安全でなければなりませんので、もちろん徹底した、ろ過や殺菌などは必要です、でも私達が川の水を汚さなければ、その工程はどんどん簡単になり、コストもかからなくなることを忘れてはいけません。どんどん汚してどんどん消毒、ではひどい悪循環です。

 水はなくてはならないものです。水道をひねればいつでも水が出てくる生活が当たり前になってしまっていますが、ちょっと立ち止まって考えることも必要でしょう。生活用水をいかに汚さないで排出するか、そして、水を節約するか、身近なことを続けるう事、そんな運動を広げることの大事さを感じました。

 写真はたくさん撮りましたので明日以降もご紹介したいと思います。