完全に逆光だった

2005年9月26日 23時50分 | カテゴリー: 活動報告

靖国神社

 靖国神社へ行きました。参拝したわけではありません。もちろん。戦争博物館、遊就館の見学をしに行ったのです。

 話題の新書「靖国問題」を読んだときもここで報告しましたが、やはり一度自分の目で見ておく必要があると思ったからです。

 3年ほど前に新築された新館の立派なこと。贅沢なスペースには、「歴史」を「想像」することが必要でした。数々の侵略戦争をしている日本の側のことだけが取り上げられ、現地の人たちの様子などには一切触れられていません。

 第2次世界大戦は「大東亜戦争」と記述されていて、もちろん戦犯のことなどは一言も書かれていません。大きな犠牲を払いながらも無謀な作戦を進めていったことの「反省」などもかけらもないし、そもそも、どうしてあの戦争が起きたのか、ということが説明されていません。

 人間魚雷「回天」が立派に仰々しく展示されていて、その説明は、いかに日本が驚くほど精密な効果的な魚雷を作ることができたか、を誇っているようにすら感じました。それに乗ることになった若い兵士の遺書や録音には大変複雑な思いをしました。”もちろん辛いけれど、日本のために敢えてやり遂げよう”、と当時の多くの日本人が思っていた(思わざるを得なかった)ことの異常さを強く感じます。

 いろいろなことを感じて、とても一言では言い表せませんが、出口付近にあった、これまでの入場者の感想文の、「戦争は良くない事だから、二度と繰り返さないようにしよう」というほど単純なものではないでしょう。
 恥ずかしながら私は、日本の歴史をほとんど覚えていなかった!のですが、日本のしてきたことをきちんと理解することがまず一番大事なことだと思いました。
 そして、それを次の世代の人たちに正確に(美化したりせずに)伝えなくてはなりません。