やむをえない選択

2006年9月29日 10時10分 | カテゴリー: 議会のこと

区民厚生委員会

 昨日開かれた区民厚生委員会では、10月1日から試行される国民健康保険の改正についての議案が審査されました。
 国の法律改正(改定)にともなって各自治体でもその条例を改定するものです。

 条例改正の一番の問題点は、現役並みの所得のある高齢者の医療費の自己負担を現在の2割から3割にすることと、入院した場合の自己負担を介護保険並みにする、というところです。

 豊島区で、自己負担が2割から3割に増える人は、約1500人だそうです。70歳から74歳までの人は約3万5千人なので、割合とすると4%ちょっとになります。ちなみに”現役並み”、という所得は単身世帯で353万円、複数世帯で530万円だそうで、これが妥当かどうかはさまざまな見解があるでしょうが、負担はできるだけ軽い方が良いに決まっています。しかし、高齢者が”薬漬け”状況や医者の待合室が社交場のようになっていることは大きな問題です。

 保険制度の維持のためには少しずつ負担を分担することも必要だろう、との考えからこの議案には反対することは出来ませんでした。
 
 しかし、一番大事なのは、医者にかかる必要がないように健康でいること、そのために自治体としても予防医学の周知と実践をしていくことだと考えています。