「養生」とは

2006年10月18日 23時34分 | カテゴリー: 健康

 食道がんの権威、帯津良一医学博士のお話を聞きました。西洋医学と中国医療の「気功」を取り入れた「ホリスティック医療」を実践されています。

 とにかく面白いお話でした。最近でこそ話題に上るようになってきた「ホリスティック医療」ですが、「ホリスティック」とは、私の理解では、語源はギリシャ語の「ホロス」で、英語の「whole」?「全体的な」という意味で、人間を単体としてではなく、自然(超自然も?)などと有機的な存在としてとらえ、特にがんなどの治療の際に、一方的に施される「西洋医療」だけでなく、自分自身の治癒力を強めることで治療の効果をより上げることをめざすものです。(違ってる?)
 大学院の後輩(看護師)の研究テーマが「ホリスティック医療」だったことを思い出しました。(そのとき少し勉強)

 話を戻して、帯津先生は、食道がんに関して、どんどん医療が進歩しているのに結果がついていかないことで、西洋医学の限界を感じていたときに中国医療医療と出会い、中国に視察に行ったそうです。(1980年)中国のがんセンターでは、漢方薬や鍼灸の達人がどんどん癌を治しているのかも、という期待は打ち砕かれたそうですが、そこで出会ったのが「気功」だったそうです。鍼麻酔の話もすごい!

 中国渡航後、それまでの都立病院をやめて病院を開業され、気功の道場も作ったそうです。でも、気功の具体的な効果については数値的に証明されていないこともあって、最初は閑古鳥が鳴いていたそうです。その後は「気功」が免疫力を高めることがわかってきたこともあり、入院患者さんは自分のベッドにいるよりも週に15パターンもある、気功のレッスンを受けていることが多いそうです。回診に行ってもいない、それだけで何だかとてもよいお話です。

 病院のベッド周りは、とても狭くて、まして具合が悪いとなれば出かける場所も少なくて、ますます世界が狭くなってしまいそうです。そんな中で、外へ出て行って人と交流し、おまけに気功によって、自分だけでなく多くの人の気と増幅することで、1+1=2以上の効果が生まれるのでしょう。

 帯津先生のお話にあまりに感動して、思わず私も先生の気功道場に修行に行きたくなりました。