「自殺予告文」その後

2006年11月16日 08時41分 | カテゴリー: 人権を守る

 自殺予告文の最初のものに押された消印が「豊島」の可能性がある、と報道されたのが先週の火曜日でした。

 それからとにかく大騒ぎの1週間で、予告日の前日からは24時間の厳戒態勢でしたが、特に事件が起こらなかったことは本当によかったと思います。
 
 14日になって、その自殺予告文を書いたと思われる人物から新たな手紙が文部科学省に届きました。
 それによると「届いた手紙が現在豊島区に在住の方、通学している方、その保護者の方には、今回のようなことで大変迷惑かけたことをあやまります。ですが学校の先生方には、全体あやまる気にはなれません。」「なぜ豊島区を選んだかは、通勤、通学の人が多いから人物の特定ができないようにしました。多くの人知っている地名だからです。」(原文のまま、一部抜粋)だそうです。

 ”豊島区の子どもであってほしくない”との思いはもちろんありましたが、先週の1週間は、とにかくやれることはやろう、と教育委員会ほか、関係者の皆さんにとって、いじめの根絶について改めて考えた貴重な期間だったと感じていました。調査によって浮かんできたいじめの実態もあった、とも聞きました。

 教育センターで、新たに「いじめ専用電話」が開設され、メールやハガキでも相談できるような体制を作りました。これまでになかったのか、との思いもありますが、電話相談の開設時間には驚きました。午前9時から午後4時半・・・・これでは学校を休まなくては相談できません。いじめで学校に行かれなくなった人が相談する?
 議員協議会での、その質問に対して、「人件費のこともありますので・・・とにかく開設が先、ということで」だそうです。
 開設しても、相談実績が伴わなければ、時間の延長などの拡充策が取れるとは思えないのですが、どうなのでしょうか。しっかりと成り行きを見ていきます。