ライフスタイルを変えても地球は救われない?

2007年3月29日 23時47分 | カテゴリー: 環境を守る/よくする

 温暖化しています。今日もまるで初夏の陽気でした。

 一日忙しく過ごした後に、立教大学で、鎌仲ひとみ監督の「六ヶ所村ラプソディー」の上演会があり、そのあと、「わたしにいまここでできること」と題するトークセッションが開かれました。
 私は、トークセッションのみに出席しました。ゲストは大学院での私の指導教授の中村陽一教授と、環境問題の専門家で現在は同じく立教大学大学院で講師をされている田中優さんでした。主催は、ボランティアセンターで、これまた知っている人のご主人(チャプレン)という、何だか知った顔ばかりでしたが、大変興味深い内容でした。

 田中優さんは、重大で深刻な問題を、大変わかりやすく、楽しく解説してくださいました。
 六ヶ所村に再処理施設が本稼動すると、その流したり排出する放射線は、1日で原発1基分になるので、365期の原発が並んで立っているのと同じことになる、とか、その影響ははかり知れないもので、イギリスの再処理施設セラフィールド(今は事故のあとに稼動を中止している)周辺で確認されている汚染状況を日本にあてはめると、日本全土が汚染されることなどが報告されました。日本の基準は甘すぎる、ということもあるようです。

 食品(米、農産物、魚)に含まれる放射線をどのくらいまで許容するかについても、独自の許容量を定めている生協などでは、今後、北日本からの作物は購入できない、という事態にもなりそうです。

 六ヶ所村再処理施設の稼動は当初今年の8月だったものが、3ヶ月延びて、11月が予定されています。
 でも、可能性はごくわずかであっても、諦めないで運動を続けていくことが、今の時代を生きる私たちの使命ではないか、とすら思えます。

 中村先生のお話はまたの機会、ということにしますが、両先生の思いはとても共通していて、新しい市民の力によって、きっと少しずつでも今の社会のしくみを変えていかれるはずだ、ということであったと、勝手に解釈しました。

 忙しい1日でしたが、最後は精神的にも落ち着けた、というか、自分の活動の原点にたちかえることができたようで、とても満足しています。