水の環境を守る

2007年6月1日 22時35分 | カテゴリー: 環境を守る/よくする

 今日は、市民団体の主催した環境学習会に出席しました。
 2枚目の写真は、協同組合石けん運動連絡会(協石連)の幹事の長谷川陽子さんです。

 かつて、川や湖は、合成洗剤の泡だらけで、見るからに有毒そうな感じでしたが、最近ではそんなことはありません。それは、合成洗剤の成分が、これまでのABS(連鎖アルキルベンゼンスルホンサン塩)から、発泡性を低減したLAS(直鎖アルキルベンゼンスルホンサン塩)に切り替わり、助剤の酸塩を無リン化したことで、水はきれいになっているようですが、その内容は、決して「無害」なものではありません。

 その証拠に、合成洗剤の成分の合成界面活性剤は、水環境等に有害な「第1種指定化学物質」に指定されています。そして、粉状の合成洗剤に含まれるLASや、最近主流の液体合成洗剤に含まれるAEは、有害化学物質の排出量ワースト5位、6位を占めています。

 テレビなどでのコマーシャルを見ていると、成分の改良によって、毒性などはまったくなく、手にも環境にも優しいような印象を受けてしまうのですが、それは真実とは思えません。

 昔、ゴキブリに台所洗剤をかけると、すぐに死んでしまった記憶があります。最近のものは、そんなことはないのでしょうか。(家でゴキブリを見ないこと、見ても、合成洗剤がないのでかけてみることができません)
 
 水は循環します。いくら下水道が整備されてきたとはいえ、大雨が降ったときには、処理されないまま溢れることも、ままありますし、処理されずに残っている有害化学物質を含んだ水がめぐりめぐって、また飲み水になることも考えられるのですから、水の使い方については、本当に真剣に考える必要があると考えています。

 昨年、決算委員会の中で、豊島区の石けん利用について質問をしたことがありました。「環境」を政策の重要な柱としている割には、学校をはじめとした、公共施設などでの石けん利用については、何の働きかけもないことに心底がっかりしました。

 毎年、この時期には、あちこちの自治体の首長に、「シャボン玉メッセージ」として、環境政策などについてのコメントを頂いています。豊島区長にも毎年お願いをして、昨年は、市民団体のメンバーとヒアリングもしました。
 今年も来週、ヒアリングの予定になっています。さて、今年はどんな成果があるのか、楽しみです。