東京で働くということ

2008年10月12日 09時54分 | カテゴリー: 大学院生としての水谷泉

大学院自主ゼミ

 大学院の自主ゼミで、「東京しごとセンター」で働く修了生から話を聞きました。

 失業率は減ってきているものの、明らかに景気は低下しつつあること、フリーターといわれる人の年齢がじわじわと上がってきていること、一度正社員でなくなると再び正社員になることは難しいこと、などなどとても興味深い話を聞きました。

 いわゆるワーキングプアといわれる人が、そこから脱しようと何らかの技能を身につけようとしてもその時間がないのが現実です。東京都が技能訓練期間中に一定のお金を支給するという制度を作ってもなかなか活用されていないそうです。
 周知不足もその一因のようです。新聞を取っていない、テレビはない(見る暇もない)そういった人たちに、どうやってお知らせをすればよいのでしょう。
 結局、相談員の人が街に出て行って、それらしき人?を見つけて一本釣りをしているのが現状だそうです。

 また新たな事業として、これまで障がいを持つ人の就労支援さくとして成果が上がっているジョブコーチ的な支援を一般の人に対しても行うこと、対象者(いわゆる年長フリーター)を一定期間雇用することで企業側にも助成を行うことなどが始まるそうです。
 3年間の事業だそうですが、どのくらいの成果が上がるのかが楽しみなところです。

 2枚目からの写真は、ゼミ終了後にみんなで行ったお店でのショットです。学校から程近い場所に最近(3ヶ月くらい前?)にできたモンゴル料理屋さんで、たまたまモンゴルからミュージシャンが来ていて、馬頭琴や三味線のようなものを演奏してくれました。
 モンゴルではじめてのバンド(名前がそのまま、モンゴルバンド!)をしていたのが、解散して日本に来たそうです。

 この店の名前がすごい!「ボルグ」というのですが、その下に漢字で「泉」とあるので、店名の由来を聞いてみると、オーナーさんの名前だそうで、思わず「同じ名前!」。よくよく聞いてみると、何と彼は私と同じ大学の出身(年は10くらい下ですが)だということもわかり盛り上がりました。モンゴルには泉がとても少ないために、とても貴重だそうです。
 ミュージシャンの彼の名前を尋ねると「ダライ」意味は「海」だそうです。
 歌ってくれた歌は、いずれも大自然の素晴らしさをたたえるもので、不思議な声といい楽器の音色といい、まるで異国。モンゴルにいるかのような感覚になりました。

 さまざまな文化や人たちが交流できるのも池袋の素敵な特徴の一つです。暗い、汚い、恐いところではありません。