ボランティア団体の連携

2008年10月19日 09時30分 | カテゴリー: 人権を守る

 「知ってほしい、私たちのこと」のタイトルで毎年開かれるシンポジウムが3回目になりました。

 今回のタイトルは「やってみました ボランティア ワタシの場合」ということで、各団体が別の団体にボランティアとして活動した体験談をお互いに話す、という企画でこれはとても興味深いものでした。

 参加団体は、「不登校・ひきこもり研究所」「としまコスモスの会」「アフタースクール 障害を持つ中高生の放課後を豊かにする会」「社団法人東京進行性筋萎縮症協会」「NPO法人TENOHASI]「NPO法人クローバー」の6団体。
 個人的にかかわりのある団体も複数あります。

 体験談として興味深かったのは、重度の知的障害の弟さんを持つ大学生さんが、”自分のこれまでの経験を存分に発揮しよう”と張り切って参加した「としまコスモスの会」の活動場所でのお話でした。「一体自分は何をしに来たのだろう」
 としまコスモスの会は、心の病を持つ方たちの支援をしている団体ですので、その主な活動は、気軽な居場所の提供とゆったりとしたペースで一緒に何か(料理や工芸などなど)をすることです。

 その学生さんは、これまで障害のある方の支援というと、肉体的物理的な手助けだったといいます。
 障害はさまざまなであること、したがってその支援もさまざまであることを実感した、とのお話には本当に胸を打たれるものがありました。
 他にも、これまで障がいを持つ人(子ども)と接したことがなかった、というお話もありました。

 私自身は子どものときから身近に、それこそさまざまな障がいを持つ人たちがいたこともあって、「新たな発見」という記憶がありません。でも、おそらく世間の多く(ほとんど?)の人たちが、昨日のお話のように、例えば、”障がいがある人”と身近な場面で接したことがないのだろうと思います。接してみれば、障がいも一種の個性のように感じるだろうと思うのですが。

 そもそも「障がい」とは何なのでしょう。年を重ねればこれまでと同じようには活動できなくなります。物忘れも出てきます。これもある意味で障がいでしょう。もちろん病気とは違います。

 そんな意味でも「多くの方たちに知ってほしい」という企画はとても意味があると思います。願わくば、もう少したくさんの出席者があればよかったと思いました。
 (豊島区中の高校でチラシを配ったとのことでしたが、チラシを見て来てくれた人は1人だったそうです)

 その人その人が、さまざまな個性を大事にした暮らしが実現できるようなまちづくりが実現できるように活動していきたいと思っています。