きんぷくフォーフェスタ

2009年2月15日 09時10分 | カテゴリー: 文化も大事

 家から1分の場所にある豊島区勤労福祉会館で開かれた企画を見学しました。

 陶芸、お茶、自彊術、ヨガ、ストレッチなど、勤労福祉会館を利用している団体の方たちなどが中心になって楽しい教室も開かれています。

 最初の写真は、西巣鴨にあった「明治女学校100年」展の入り口です。地元の自由学園を作った羽仁もとこさん、川村学園の創始者の川村文子さん、津田塾の津田梅子さんなど、近代女性教育のさきがけとなった人たちを生み出した学校です。島崎藤村や樋口一葉なども教師を務めるなど、近代日本文学の出発点とも言われています。
 創立から閉校まで23年間、その最後の11年が巣鴨庚申塚にあったのですが、これまであまり知られていなかった明治女学校の存在をアピールするとても素晴らしい企画だったと感じています。
 萩原守衛(碌山)の石膏像「女」は本邦初公開だそうで、見学のお客様もとても多く、関心の深さを感じました。

 特別記念事業として、手塚治虫氏のご長男の眞氏の講演がありました。「父は、天才・手塚治虫」と題して、命というものを真剣に考え、命を注いで作品を残したことを知ってほしい、と、治虫氏の残した原稿なども紹介しながらのお話はとても感動的でした。
 60歳で亡くなって今年20年になるそうです。60才は若すぎる死、と言われることもありますが、治虫氏は家族としても、いったいいつ寝ているのだろう、というほど原稿を書き、講演などもこなしていたので、60歳でも普通の人の倍くらいの時間、起きて仕事をしていたのではないか、とも話されていました。
 また「ジャングル大帝レオ」の最後のシーンのように、自分の命を誰かのために差し出す、というテーマはさまざまな作品に書かれていますが、自分自身も実践したのでは、ともはなされていました。

 私も手塚治虫氏のマンガはとても好きですので、今回の企画はとても楽しみにしていました。もっといろいろと詳しいことを書きたいところですが、長くなりすぎるので機会を改めます。

 豊島区椎名町には「漫画家の聖地」とも言われる「トキワ荘」がありました。今は建物はありませんが、記念碑を建てることになり、4月4日に除幕式が行われます。これもとても楽しみです。