まちの緑化は「目的」ではなくまちづくりの「手段」

2009年7月9日 22時16分 | カテゴリー: 環境を守る/よくする

甲斐徹郎さんの講演会

 東京都の外郭団体である(財)東京都公園協会の主催の「緑を活かす住まいづくり」と題するシンポジウムに出席しました。
 豊島区の環境課や公園緑地課も関わっているものです。

 タイトルには「住まいづくり」とありますが、内容は”個人の家に緑を植えることで緑被率を上げていこう”というものでは全くありません。民有地の緑化をそこここで拡げ、つなげていくことで周辺全体に緑が増えてくる、すると生活の仕方も変わってくる、そもそも緑化計画段階で、実は新しいコミュニティづくりが進み、まちの力が強まってくる、そしてもちろん東京の夏でも涼しく過ごせる、という大変に理想的な(夢のような)お話でした。題して「まちなか緑化

 公園協会の補助金を受けて、まちなか緑化を実現していたのが、杉並区の久我山と台東区の浅草の商店街だそうでした。この宣伝ビデオも充分に感動的でした。

 今日の講演会では、ある意味で衝撃的な実験なども交えながら、いかに人の認識が謝っているかを目の当たりにするところから始まりました。この件に関しては、改めて報告したいところです。

 実は甲斐先生は、私の通った立教大学大学院の非常勤講師でいらして、私も実際に講義を受けたことがありました(私のことは覚えていらして)ので、先生の伝えたいことはわかっていたつもりでしたが、やはり、学生に対してとまちづくりを真剣に考えている人たちに対しての伝えることは違う、ということにある意味で驚くと同時に感激すらしたのでした。

 まちの力を強められて、快適に暮らせる、そんな理想的なまちづくり、商店街作りを、ぜひ池袋(だけではないけれど)から発信したい、そんな風に強く思った講演会でした。(忙しい合間に無理やり出席して本当に良かったです)

 写真は、シンポジウムの中で、スダレの奥に太陽光が当たっているのと同じくらいの電球をつけ、それがどうやったら涼しく感じられるのかの実験。赤外線温度センサーという画期的な器具を使って、いろいろな場所の温度を測って比べました。右側の後ろ頭が写っているのが水谷です。
 2枚目以降の写真は、区役所の屋上の一部です。ぶどう(デラウェア)もあります。これまた袋をかけて大事にされています。小玉すいかがたわわに実っているのは3メートル四方くらいのコンテナです。
 自分でも、これからは果樹系に挑戦したいと思っているところです。