新しい発見がたくさん

2010年7月26日 05時22分 | カテゴリー: 文化も大事

池袋モンパルナス

 昨日、開催中の「新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館」の一環で企画した講演会に出席しました。

 現在、盛岡市にある岩手県立美術館の館長さんの原田光さんによる「松本竣介」を中心とした池袋モンパルナスのお話です。

 池袋モンパルナスで活動した作家の中で、、靉光とならんで1,2を誇る有名人の松本竣介の素顔と、その作品を紹介していただきました。
 盛岡中学校時代に、髄膜炎によって聴覚を失ったこと、その後、東京へ出てきて、太平洋美術学校に通いながら仲間を作っていったことなどなどです。

 また、モジリアーニやルオーなどに影響を受けたことなど、説明を聞きながら、改めて竣介の絵を見ると、なるほど、と納得することばかりでした。描いている場所が特定できる絵もなんだか嬉しいものです。御茶ノ水のニコライ堂が描かれている街に向こうを向いて歩いている一人の男性の絵は、その静謐さといい、とても印象深いものでした。戦争に対しての思い(軍部への批判ともとられる)を「みづえ」に投稿したことでも有名だったそうです。

 岩手県立美術館へは、この1年で2回も訪れたことがあります。来年は開館10年という新しい美術館です。自然がいっぱいの素敵な美術館(広すぎる感じはあります)です。ぜひ、多くの方に見ていただきたいと思います。