「住み開き」とは

2012年4月6日 23時46分 | カテゴリー: まちづくり

アサダワタル氏のミニセミナーに出席

アサダワタル氏(1979年生まれ)
アサダワタル氏(1979年生まれ)
 昨日、スルガ銀行主催のミニセミナーに出席しました。
講師は”日常編集家”アサダワタル氏でした。

 この不思議な肩書”日常編集”とは、自分も含めて日常の一つ一つを”素材”として捉えて、それらをまとめることで新しいつながりが生まれること、のようです。

 「住み開き」とは、自宅や事務所などの自分のプライベート空間を無理のない範囲で、パブリックな場として公開していくこと。そのことで、これまでとは違ったネットワークができることを日本全国でいろいろな形で実現してきたそうでした。
 
 日本の「ホームパーティ」というのは、欧米のような”料理などはたいしてなくて、ひたすら話をする”というようなものではなく、まず家をピカピカにして、料理もばっちり気合いを入れて、のようなもので、これでは呼ぶほうも呼ばれる方も疲れてしまってちっとも楽しくありません。

 事例報告でも紹介されましたが、商社マンOBが、「今日は部下を連れて帰るから何か食べさせてやって」のようなことでさんざんお連れ合いに苦労をかけたとのこと。必死に料理などを出して、心身ともに疲れ果てる、というのではなく、料理はみんなで作ってもよいし、持ちよりでもよい。それよりもその空間で一緒に何をするか、そんなつながりが良いのではないでしょうか。

 大事なことは「無理なく」。たとえばたくさんお金をかけたら、なんとかそれを回収したくなります。そうするとだんだん「事業家」のような発想になってきて本来の目的?とは違ってくる、とアサダ氏もお話されていました。
 そして、”始める前に心配していることがあっても、思い切ってやってみると全然違う視点からものを見られて、そこには成長した自分がいる”とも。(いつでもそんなに理想的には進まないだろうと感じましたが)

 でも確かに、つながりあう人が増えれば増えるほど、ネットワークの多様性が広がります。 
 私も、持続可能な形でのコミュニティ形成が重要だと考えていますので、その実現のためにはさまざまな手法を用いることが必要だろうと感じました。