山じゃないの?!実は草の下は産廃や残土!

2014年7月21日 16時50分 | カテゴリー: 活動報告

 昨日は、全国市民政治ネットワークの全国交流集会に参加して、山本友子県議に案内していただき、市原市へ視察に行きました。 
 
 
 市原市の人口は約28万人。豊島区の27万人とそれほど変わりません。ところが面積は約368平方㎞と豊島区の13平方㎞と比べると28倍以上!市の面積の13%がゴルフ場、約23.9%が森林原野だそうです。

  写真の建物の後ろに見える、山のように見えるものは、捨てられた産廃などの山に草が生い茂っているのだそうです。言われなければ全くわかりません。「不自然な山があったら、まず掘ってみると畳とかなんだか分からないものが出てくる」のだそうです。市原市には残土条例や水道水源保護条例はあるものの、不法投棄などを実際に規制するには程遠く、規制の緩さのために関東や近隣からの持ち込みごみが後を絶たないのが現実だそうです。

 こんな風に何でもかんでも積み上げられていても、年月が経つと、上に草が生え、なぜかかさも減って、なんだかわからなくなっていくのだそうです。

 処理業者は、ほんの小さな面積の土地を所有者から借りうけると、次第にそこから周りの土地も手にするのだそうです。夜中に大量に運び込んだり、積み上げたものが隣地に流出する”事故”などによって次第にその場所は拡大し、地権者もそれらを片付けるのには多額のお金がかかることから結局は土地を売却することになるとも聞きました。また、千葉はかつて海底にあっとことから上質な山砂が採取でき、砂を掘った後に、その倍くらいまで産廃などを積み上げている場所もあるそうです。

 
 また、かつては、処理業者が自社施設に小型焼却炉をいくつも置いて、どんどん燃やしていたそうです。いくら県のごみ焼却炉がダイオキシンや有害物質を排出抑制の対策をしていても何の意味もありません。

 
  産廃や残土の廃棄は、”不法”でなく”合法”もしくは”規制内”であっても、それが地域住民にとって心配や不安の種になる場合もあるでしょう。有害物質が流れ出たり蒸発することでの健康被害も心配です。どうすればよいのかは非常にデリケートな問題ですが、地域と市、県、国、警察などが緊密に連携を取り合って、いち早く情報を入手して対策を立てることも有効かと思います。諦めることなく取り組む問題なのだと改めて思いました。
 それにしても百聞は一見に如かずを実感した視察でした。