沖縄の子ども食堂を視察

2016年4月17日 16時50分 | カテゴリー: 活動報告

報告がずいぶん遅れましたが、4月2日、沖縄県浦添市の児童センターで毎週土曜日に開かれている「てぃーだ子ども食堂」にお邪魔しました。

IMG_3326 IMG_3327「てぃーだ」は「太陽」の意味だそうです。

沖縄の子どもの貧困率は日本全体の約2倍だと言われます。沖縄の人は結婚、離婚、再婚などのサイクルがとても早くて、子ども4人、5人も珍しいことではないと聞きました。

沖縄での研修の中で、浅井春夫立教大学教授が、”沖縄の子どもの貧困は、沖縄戦とそれに続く米国の統治下に置かれたことが影響している”とお話しされましたが、1972年に沖縄が返還されるまで、日本国籍が剥奪され、日本国憲法も適用外だった沖縄の人たちのご苦労はいかばかりであったろうと思います。

この児童センターでは、館長さんやPTA会長さんが中心になって、開いています。手伝うつもりでエプロンを持って行ったのですが、作るのは基本的に子どもたち。年長の子どもが小さな子どもに教えることで、「生きる力がつく」と。

ここで、オバサン目線で、沖縄の料理について。
私がつかんでいるのは、お麩なんです。車麩みたいにぎゅっと目が詰まっていなくて手でちぎれます。この日のメニューは「ふーちゃんぷるー」で、この麩をどうするのかというと、水で戻したりせず!卵とだしを溶いた液につけるんです。そしてしばらく置くと、黄色いぐちゃぐちゃなものになります。ちゃんぷるーはなんでも入れて良いとのことですが、野菜が大量。そして、人参は細切りにするのではなく、おろし金でおろします。このおろすことを「しりしり」と言うのだそうです。子どもたちがおろすので最初はハラハラしましたが、危なくないやり方があるんです。鉛筆を持つように、人参を親指と人差し指の間にはさんで、斜めにおろすんです。あまり短くなったら包丁で切るのですが、これまで私は、人参や大根をスライサーで切るときって、できるだけ長く均一にしようとして、人参をスライサーを平行にするので、指まで切っちゃったり。しりしりはいろんな長さでふわふわです。断面がぎざぎざの方がよく味が染みる。

IMG_3335このほかにそうめん汁でしたが、お醤油というものを使わないんです、これらの沖縄料理。子ども食堂の視察に行って、調理法を学んだりして、新しい発見があった日でした。(沖縄研修報告は続きます)IMG_3329